本日のヒトコト。
思い出がいっぱい。
2012/08/21 Tue
昨夜、実家から電話があり、実家にいた、クロ(雑種)が長い眠りについた、と連絡がありました。
昨年まではとても元気で、
夏休みにおばあちゃんちにいってた下の子を毎朝、起すかのように、足を踏んだり、
顔をなめたりしてたそうです。
下の子が楽しそうに「クロに起してもらった」と何回も話してくれましたから。
もともと心臓が悪くて、
何度も発作を起してたのですが、
そのたびに、母が「クロ!」と呼ぶと、戻ってきてたそうです。
(私は発作を起したところに遭遇したことはなかったんですが・・・)
1月に帰省してたときは、後ろ足が1本けんが切れて動かなくなったけれど、
3本足でどうにか歩けるのようになったももの、
バランスを崩し始めてた・・・という状況でした。
目が見えないので、同じところをぐるぐる回って、前に歩けなくなってました。
5月のGWのときには、もう歩くことができず、寝たきりでした。
それでも、ご飯を自分で食べようとしていて、鳴く声にもまだはりがあったと思います。
抱いて外に連れて行くと、日の光を浴びて気持ちよさそうにしてました。
8月、先のお盆に帰省したとき、
もう自分ではご飯を食べることができず、身動きひとつとれず、目も見えず、耳もほとんど聞こえず
鳴く声も力がなく、
がりがりにやせてました。
ずっと寝てるので、床ずれができるからと、母もいろんなことを工夫して介護してました。
(以前、一緒に実家にいた秋田犬の介護もしてたので、そこからいろいろ学んだと母が言ってました)
抱きかかえて、ご飯を少しずつ箸で口の中に入れてあげ、
水はスポイドで入れてあげ・・・
抱きかかえてた母は、
「クロ」ってよんだら、また戻ってくるような気がしたけど、
それもかわいそうな気がして、そのまま寝かせたんよ
だんだん、心臓の鼓動がゆっくり、小さくなって、そのままやったんよ
と言ってました。
それでよかったと思います。
クロは、20年近く生きてたから、いろんな思い出がいっぱいあって、
語りつくせないほど、いっぱいあって、
悲しいし寂しいけど、
苦しんだり、悲しんだりしなくてよかった。
ひとりぼっちでいったりしなくてよかった。
カテゴリ: 日々。
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