本日のヒトコト。
水飲み鳥。
2012/07/26 Thu
社長から水飲み鳥を貰いました。「下の子にどうやって動かすか、聞いてみて」
って言われたので、おもしろそうなので実践してみました。
私のほうが早く帰宅し、プールからヘロヘロになって帰ってきた下の子は、
「わぁ!これ、干しかったんよ!なんとか鳥!」
って目を輝かせました。
つかみはOKのようです。
なんで知ってるのかと聞いたら、
「どうぶつの森で売ってたんよ」と、どうぶつの森の公式ガイドブックを持ってきて探し、
「あったよ!みずのみどりっていうんだ」
まず、名前が判明。(しかし、WIIのゲームがこんなところで役に立つとは・・・)
「どうやって動かすでしょ?」と聞いたら、色々考えまして。
1)温めてみる。
てことで、下に溜まった液体のところを指で温めてみる。
と、液体が上に上がってく。
(私の知らなかったので、あっためて、液体がうごんじゃ!とちょっとビックリ)
指を離すと、液体はすーっと下がってく。それはそれで面白かった。
「やっぱ、あっためるんじゃね」とは言ったものの、手でずっと持ってると動くわけもなく。
本人は、「温めるか、冷やすか」だと検討をつけていたようなので、
2)冷やしてみる。
どうやって冷やすんだろう?と思ってたら、
冷凍庫から保冷剤を持ってきて、鳥の顔にくっつけてました。
そしたら、液体がやっぱり、上がっていきます。
「ほらー。冷やすんじゃん」と得意げでしたが、
これまた、
保冷剤をずっと当てておくと、動くものも動きません。
さて。
温めるか、冷やすかすると、液体が移動するらしいことは分かったんですが、
「どうやったら、手を添えておかずに動かすことが出来るのか?」が問題。
温めるわけには行かないので(熱くなるものをつけるのはできそうもない)
「冷やす」に決定。
そこで
「水飲み鳥」という名前に注目した、下の子。
「水飲むんじゃない?」と言い出して。
くちばしに、ちょこっとだけ水をつけてみる。
(そんなちょっとだけでは何も起きないてくらいちょっと。つけた)
もう少しあげてみる。
顔にまで水が浸透してしまい
ぬれると顔がぐちゃぐちゃになると思ってらしく、
「あああ~!顔までぬれてしまった!」とショックを受ける。
が。
液体がちょっとずつ上に上がってきた。
「水飲ませるんじゃ!」と言って、水を飲ませてみる。
そしたら、液体がどんどん上がっていって、顔が下を向いた!
向いたけど、元に戻らない。
戻らないのは、顔の温度が冷えてないから、だと思ったらしく、
(指で温まったときにも液体が動いていたのを見てたので、
温度差があると、液体が移動すると思った模様)
「顔がした向いたときに、水を飲ませたら、ひえたままやけいいのかも」
と言って、
水を飲ませてみた。
顔が上がった~!
やったね。
ここまで約1時間半。
相当楽しかったみたいです。
楽しんでやってて、見てて面白かった。
というか、コレを「夏休みの科学の宿題」にしたらよかったんじゃないの?てくらい、
真剣でした。
ちなみに私も正確な原理は知らなかったので、先ほどぐぐってみまして。
1.頭部から水が蒸発する(マクスウェル分布)
2.蒸発により頭部の温度が下がる(蒸発熱)
3.温度の低下により頭部のジクロロメタン蒸気が凝集する
4.温度の低下と凝集により頭部の気圧が下がる(理想気体の状態方程式)
5.頭部と胴体の気圧差により管内の液面が上昇する
6.液体が頭部に流れ込むことで重心が上がり、前方へ傾く
7.傾くことで管の下端が液面より上に出る
8.蒸気の気泡が管を通って上昇し、液体は下降する
9.液体が胴体に流れ、頭部と胴体の気圧が平衡する
10.液体が胴体へ戻ったことで重心が下がり、鳥は元の直立状態に戻る
水を入れたコップ等が置かれ、嘴が降りたとき水に浸されるようになっていれば、水飲み鳥は水を吸収し続けてサイクルは繰り返され、頭部を湿らせるに足るだけの水がある限り動作は続く。ただし水が無くても、頭部が湿っているか、もしくは頭部と胴体の温度差が持続される場合にも動作は続く。
以上、Wikipediaより引用。
単に真空で温度差があるからかと思ってたんですが、
そういうわけでもないんですね~。
中の液体が、ジクロロメタンってはじめて聞いた・・・
水だとばかり思ってた・・・全然知らなかった・・・。
◇◇◇
「中に入ってる液体は水じゃないんだてさ。
冷やしたから液体が上がってくるんじゃなくて、
濡れてるところが乾くときに熱が出て、その熱で液体があがってくるんだって」
といったら、
「残念やったね。予想と違ったけ」
と言ってました。
カテゴリ: 日々。
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