本日のヒトコト。
読んだ。
2011/06/01 Wed

クレヨン王国のパトロール隊長 (講談社青い鳥文庫)
福永 令三 絵・三木 由記子
小学生のときに大好きだったクレヨン王国シリーズ。
久しぶりに読みました。パトロール隊長。
先生とうまくいかないノブオ。
先生にしかられて、迷い込んだところがクレヨン王国。
自分の心の中にある先生に対する憎しみや、家族の中での暗い過去。
クレヨン王国に迷い込んで、自ら「パトロール隊長」となり、
色んな出来事を通して、
「自分だけが苦しいわけじゃないんだ」と気が付き、
自分の中にある苦しみや憎しみを、自分の力で乗り越えていく。
子どもの頃は、そんなに深く考えなかったけど、
改めて読み直すと、
先生がノブオをそこまで嫌う理由はなんだったんだろうなぁ?と思ってしまいました。
先生もノブオが嫌いで、ノブオも先生が嫌い。とまでは書いてあるんだけど、
物語がノブオ視点なので、先生はなんでノブオを嫌いだったのかは、明記されてないですよね・・・。
だけど、先生側の考え方とかは関係ないのかもなぁ・・・。
理不尽なことってたくさんある。
子どもだけど、その理不尽さを乗り越えていかないといけないときもある。
そんな意味もあるのかもしれません。
スージーとノブオのイラストがものすごく好きで。
クレヨン王国といえば、あのイラストが頭に浮かびます。
子どもにぜひ読んでもらいたい1冊なんですが。
なかなか読んでくれません~。

カテゴリ: 読書。
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