本日のヒトコト。
すいばりの話。
2012/03/13 Tue
広島ブログの中をちらっとのぞいてみたら、「すいばり」って絶対広島弁だよね、という記事があったので、
そこに長々とコメントするのも、どうなんだろう?と思ったので、ここに書いてみることに。
「すいばり」っておそらく、広島では通じると思いますが、
知らない人、分からない人も多いと思う。
この「すいばり」、実は昔結構衝撃的経験をしたんですよね~。
(で懐かしくなって、ネタにしてみました)
もともと私は北九州出身なんですが、旦那も同じ北九州出身なので、
お互い、方言を方言とはあんまり認識せずに会話をしています。
で、まだ子供が小さくて、呉に住んでいたころ、子供の手にすいばりが刺さって、
旦那が小さすぎて抜けないから、と病院にいきました。
「先生、手にすいばりが刺さってしまって」
というと、
「はいはい」
と普通に診てくれました。
だから、私は、すいばりが普通に通じる言葉だと思ってたんです。
そのころ、私は、WEB日記を書いてまして、結構それなりに方々にネット友達もいたんですが、
その日記に「すいばりが刺さってしまって」と書いたところ、
掲示板に
「すいばりってなに?」
って他の県のお友達数人に聞かれまして。
すいばりって、方言だったんだ!
と、ものすごくびっくりした。という思い出が。
広島と山口を北九州でしか通じないくらいの勢いな方言だったような記憶があります。
(何かで調べたような・・・ネットだったかなぁ?もう十年くらい前の話なので)
ただ、
そのとき、
「たまたま呉に住んでいて、「すいばり刺さったんですけど」って言って、
通じるところにすんでいた」
というのもすごいなと思った覚えがありました。
だって、たとえばそれが、山口・広島以外だったら、
「すいばりがなにか」から説明しないといけませんもん。
すいばりってなに?
あの質問されたとき、
すいばりってなに?って、すいばりはすいばり以外になんて説明したら
分からない人に分かってもらえるの???
と旦那と相当答えに悩んだ懐かしい思い出。
私の中のイメージとしては、
木のささくれとか~、とげとかが、
手に刺さってしまうと、「すいばり」
かといって、
それが「刺さる前」が「すいばり」かというと、それは「ささくれ」だったり「とげ」だったり。
とにかく、体(主に手)に刺さった状態が「すいばり」だよね~。
◇◇◇
方言つながりで。
昔働いてるときに、「びびんこ」が分からないといわれたことがあって、
えー!びびんこって北九州弁やろ?と納得いかなかったので、
職場でどのあたりまで「びびんこ」が通じるのか調べたことがありました。
北九州でも、びびんこは、門司では通じません。
門司の表側(確か大里あたり)は通じるけど、他はだめです。
ちなみに旦那も知りませんでした。
びびんこ。子供のころよくしてもらってました。
好きなんだけどな~、びびんこって響き。
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