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本日のヒトコト。

田舎の祭りのこと。 

毎年1月8日に行われる祭りについて。
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1月8日に、北九州市小倉南区井手浦の公民館で、
「尻振り祭り」というお祭りがあります。

なんで「尻振り祭り」なのかというと、
お尻を振るからです。

いわれは、その昔、平尾台に住む大蛇がいたずらをするので、神様がこれを退治した。
そのときに切り落とされた尻尾が井手浦に落ち、ぴんぴんはねた。
その年は、まれに見る大豊作となったので、翌年から、豊作と無病息災を願って
はじめられた、と伝えられてます。

ちなみに、お尻の「振り」がよければよいほど、豊作になるといわれているため、
お尻の振りが悪いときは、「もっとふれ!」と野次が飛びます。

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藁で大蛇を作り、祭壇を作りまして、
神主さん、今年の座元(当番)と来年の座元との退治の神事を行います。
神主さんが矢を射かけた後に、3人がお尻を振ります(切られた大蛇の尻尾を演じているそう)
その後、神主さんが刀で切って退治します。

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大蛇全容。

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顔、アップ。
大蛇には、頭8、尻尾8ついていて、
この年は、頭に顔をつけていました。
(顔に関しては、当番の年で違うので、違う顔だったり、なかったり?もある)

大蛇の中には、干し柿が入ってます。
はじめ、「座元の年の数」だったと記憶してるんですが、今は違うみたいです。
その干し柿を食べると、一年間無病息災ということで、
大蛇を退治した後は、
干し柿争奪戦が始まります。

◇◇◇
写真は、20年以上前のものです。
今はいろんなことが変わってきてるので、名称も「尻振り祭り」でいいのかもしれません。
が、
本来は、「八日座祭り」といいました。(俗称は、「八日祭り」)
家の外で行われる神事・・・大蛇を倒す神事と干し柿を奪う・・・に関しては、
恐らく今も昔も大して変わってないと思います。

ただ、見えない部分(家の中で行われる、普段目にすることのない神事)に関しては、
変わってきてるようです。
座元の家ではなく、公民館になったこともそうですが・・・。
いろんな問題があって、「昔のまま」では難しいところも出てきてるのだと思うんですが、
ちょっと寂しいかな~と思います。

*写真の無断転用はやめてくださいね。
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カテゴリ: 日々。

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